だぁーッいすき

どっち? 智也side

朝6時
起床。
まきちゃんはと言うと。
まだ寝てまーす。
かわいいな。
「起きろーっ!」
軽く体を揺さぶる。
かわいいんだから。
「うー。」
うなっちゃってるし…。
「うわぁーっ。おはよう。」
びっくりしすぎだろ。
寝癖ついてるし…。
「まきちゃんお腹すいたー。」
夜はピザだけだったもん。
「はいはい。智也くんは成長期だもんね!」
軽く微笑むまきちゃん。
いや…。
それを言ったら
まきちゃんもだろ。
天然だな。
「何が食べたいーっ?」
どうやら作ってくれるらしい。
「オムレツと、トーストとオレンジジュース!」
まきちゃんがつくるなら
なんでもOKなんだけどねっ♪
「了解!オムレツってチーズは?」
忘れてたし 汗
「いるいるーっ。」
なんか夫婦みたいじゃね?
まぁいいんだけどっ♪

―5分後
「出来たーっ!」
早くない?
テーブルの上には
オムレツ
トースト
あと!
ジャム
オレンジジュースが並べられていた。
「「いただきまーすっ。」」
ばくばく食べる。
だってこれ
めちゃうまいぜ?
「まぢうまい。」
素直な感想。
「ありがとー。」
その笑顔やめろよ。
「まきの心が隠し味ね。」
何いってんのまきちゃん…。
俺、とろけそうだし。
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