だぁーッいすき
涙がとまらないや。
まきって弱いよ。
この恋も終りなんだね。
今までありがとう。

嫌な予感ってこれだったんだ。

まだまきはひとりぼっちじゃないよね??
優奈がいるもん。
喧嘩もしたけど
今ではまきのたった1人の
友達だもん。

“親友”
だって。

―バンっ
え?
まき倒れてるの?
見上げてみると…
「雪崎??」
ってあのモテ男じゃん
「二宮!!また目はれてる!!
保健室いく??」
優しいね。
ありがとう。
「行く。」
素直に受け止める。
「んじゃ立てる?」
手を出してくれてる
照れちゃうよ。
雪崎の手をとる。
「ありがとう。」

チクッ。
みんなの視線が痛いよ。
「ともくんと空翔の次は悠人かよ。
きもいねあいつ。」
ありえない。
ともくんと空翔の次って何?
聞こえる方を振り返ると

「優奈っ??」
うそでしょ。
「優奈あんなに仲良くしてたのにー。
いきなりこわいよ。」
優奈のとなりの女子が言った。
「いや。空翔と仲いいから上手く
利用出来るかと思ったけどダメだったね。
やっぱりブスは。」
ひどい。
涙がとまらない。
雪崎??
気付くと
優奈のまえに雪崎が。
「てめぇ。
人の事いろいろ言ってけど、
自分の顔みたことあんの?
ブス。
お前はゴリラのがあってかな。
ばか。自分がひでーめあうぞ??」
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