だぁーッいすき
「まきちゃん凄いね!」
「二宮!!見直した!」
みんながまきにいう。
見直したって
なんだよぉ。
今日は部活あるだろうな。
はやく学校終わればいいのに。

1時間目は
さっきのことが
まだあって
全然
勉強に集中できなかった。
悠人に会いに行こうと思い立ったら
「ねぇちょっと。来いよ。」
そういわれ
振り向くと
2組の有名な
3人組がいた。
みずとさきとさお
がいた。
有名って不良ってこと。
みんなひいてる。
「何?」
うぜー!!
はやく悠人のところに
行きたいのに。
「キモイんだよ。こい。」
は?
「ワケわかんないし。」
きれるよ?
「悠人がいるからって調子のんなよ!」
―バシッ
まきが叩かれた?
意味分かんねー。
「どっちが調子のってんだよ。
ありえねー。」
叩きかえしたい。
だけど
たたきかえしたら
同レベルになっちゃうから。
我慢しよ。
「優奈ちゃんの気持ち考えろよ!
悠人にふさわしいのはまきじゃなくて
優奈ちゃんなの!!」
呼び捨て?
その時。
「まき!!」
悠人!
悠人の隣には
伊藤。
よんで来てくれたんだ。
「何してんの?
俺の彼女になんか文句?」
悠人…。
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