愛 ~②巻~
「未來は意外と体弱いんだから気をつけろよ」


陸が宮先に注意を言う。
「分かった…。」

宮先はふむふむと頷く。

「よしっ倉井。行くぞ」
『うん…』

私達は廊下を歩く。

私は宮先の腕にしがみつく。


「何してんだよ…」

『倒れない様に…』


「お前…ここ学校だぞ?」

………。

『だから?』

「もし誰かに見つかったら誤解されるだろ?」

『大丈夫、大丈夫』

この世の中には言い訳と言うものがある…!
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