愛 ~②巻~
優未先生は私の額に手を当てる。

「あら。高いわね…ベッドに寝なさい」


優未先生はベッドをポンポンと叩く。

私はそのまま寝転ぶ。


「また病気ってどうゆう事ですか?」

宮先は優未先生のさっきの言葉が気になるらしい。


そっか…。

この前、来たばかりだから分からないんだよね…。


「あっ倉井さんは体が弱いので、
良く体調を崩すんですよ。
先生の中では有名ですよ」


「そうなんですか…」

有名なんだ…。
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