愛 ~②巻~
『えっ!?』


「早く!」

うぅ…。


宮先の顔が近付く。

私はキュッと目をつぶる。


宮先の唇が私の唇に重なる。


『んっ……ふぁっ…』


やっぱりさっきより激しいのね…。


『ふぁっ…んん…』


「うわ~すげぇ…」

恥ずかしい…。


「一分経過」

唇を離す。


『うぅ~もう王様ゲームやんない!』


私はクッションに抱き付く。

「おいおい…もうやらないのか?」

『やんない!』


私は唇をゴシゴシと拭く。
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