愛 ~②巻~
私と龍は一通り材料を買って、休憩することにした。

『疲れたね~』

「うん…疲れたね…」

私と龍はベンチに座って溜息をつく。


私は龍の肩に頭をコツンとぶつける。

「ほ~らほら…疲れたかぁ~?」

龍は私の頭を撫でる。

『うん…疲れたよぉ~』

ん?

私は遠くにある男物ブランド店に目を光らせる。

龍と陸のクリスマスプレゼントでも買おうかな?

誕生日パーティーを開いてくれたことだし…。

ブランド店の隣の店は女の子用品店!

由希の物も買えるな…。

『龍!ちょっと待ってて!』

「えっ!?」

『ちょっと荷物見張っててね!?分かった!?』

「うっうん…」

私はそのまま走ってブランド店へ向かった…。
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