愛 ~②巻~
告白…するのって今しか無いのかな?


気持ちが溢れ出す。


『龍…』

「ん?何だ?」


『私…龍が好き…』

「え?」


龍の心臓が早く動き出す。


『私、龍が好き。
大好き…。』

「それって女友達として?」


違う…。

『男の子として、
龍が好き、もう迷って無いよ…』


「未來…」

龍が私を抱き締める手を強める。


「俺も未來が好きだ…
前から…ずっと好きだった…
今も…好きだ」

夢じゃない…。
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