愛 ~②巻~
龍の心臓の音が…

龍の温もりが…

龍の強い腕が…


本物…。


『本当に…私のこと好き…?』

「大好きだ♪」


安心感からか、涙が溢れる。

『うっ…龍…大好き…』

私の涙が龍の服を濡らしていく。

「未來…」

龍の唇が私に触れる。

額から頬に、

頬から唇に…。


『んっ…』

軽い触れるだけのキス…。


だんだん激しいキスに変わって行く。


『んっ…ふぁっ…』

私は龍の服を掴む。


龍が唇を離す。

「あー幸せ~
幸せ過ぎて怖い!」

『怖いねぇ~』

私は笑う。
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