ブラック プリンセス Ⅰ 【完】



「ちょっ痛い。話して。」

そうして連れてこられたのは、だれもいない屋上だった。



そうだよね。もう授業始まってるもんね。



「何で黙ってた。」


隼人はつかんでた私の腕を話してそう聞いた。


「別に隼人に関係ないでしょ」


「関係ある。お前は黒姫だろ。それに俺の女だ。」


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