秘密の恋をしよう
「奏~!」
「なに~?南~」
彼は神田奏。
私の、いとこで幼馴染でもある。
親の繋がりもアルせいで、いっつも一緒だった。
奏はメッチャカッコいい!凄くもてる。
まあカッコよかったらモテるのはあたるまえかァ・・・。
奏はモテるが、女遊びはしない。一途なヤツだ。
まあそんな事はおいといて・・・・本題にはいろ!
「奏さァ~。また、まゆとケンカしたん?」
あの2人は・・・週に1回以上ケンカする。最近はマジで本格的ならしい・・・。
「あァ~。なんか昨日あいつと遊んでたら~いきなりキレてきたんだよ。意味わかんね~し。早く別れて~~。」
またいってるよ・・・。こいつ・・・。
あいつは、まゆとケンカするたびに、てかいっつも「別れて~!」と口癖のようにいって
る。
「嫌いなら別れればいいやんかァ~!このまま付き合ってても、奏もまゆも新しい恋
できひんでェ~!」
「そうだけどさァ~。あいつ別れたら死ぬ!っていってくるんだで。別れて死なれたら
完璧俺のせいじゃんかァ・・・。」
まゆ奏にそんな事までいってたのか・・・。
じつは最近、私はまゆが好きじゃない。
まゆはめッちゃワガママで自己中だ・・・。
だから最近、奏と愚痴ってるのである。