AI×あい×愛×アイ
と、隣の席の椅子を引きこっちを向いて座った。


『今度の土曜何人かでカラオケいかねぇ?』

「いくいく!明も行かない?」


「もちろん行くっ!」


放課後、教室には私達3人しかいなかった。


「ねぇ~。優なに歌うのっ?」

「えぇ~なんにしよ~」


「優、お前音痴だかんなっ(笑)」


「有理よりましだしっ!」


「(笑)(笑)」


「よしっ!じゃあ優メールすんなっ!」


「了解っ!」


話が終わると外はもう暗かった。

「あっ!明、塾大丈夫?」

「わぁー!やっばっ!ごめん!先行くっ!」


「うん。また明日ー!」


明は教室から飛び出していった。


「オレらも急ごうぜっ!電車、人やべーよ!」


「あぁー!電車やばっ!」


私は教科書を急いでスクールバッグに詰めた。




バッグを持って出ようとした瞬間!。



「やべぇ!優!」


「えっ!?きゃっ!!」


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