スターチス〜悪戯な彼〜
イジワルな神様
「起立、例。」
ありがとうございました−!
「ハァ…」
今日も疲れた…
やっぱノリで生徒会なんかに入っちゃならねえ…
やべえくらい、疲れてる…オレ。
「お疲れ!」
座ってるのが限界で机にうつ伏せた俺を見て、鼓膜が破れるようなデカイ声で話しかけてきた…アイツ。
「マジでKY…」
そう言って、俺は、眠たい目をこすりながら重たい体をゆっくり起こした…
「オレKYじゃないー!」
はしゃぐアイツ…
まったく…
オレの気も知らないで…
「ハァ…直哉、ちっとは黙れ。」
俺は直哉の襟首を掴んでねじ伏せた…