スターチス〜悪戯な彼〜
「勉強、わからない所があるっ…て言ってたよね?」
俺は最強の笑顔を楓に向けた。
「…うんっ」
俺の押しに戸惑い気味の楓…
俺は見兼ねて、追い討ちをかけた…
「なに?したいの?」
ほんの冗談で言ったつもりだったのに…
「バカっ!」
楓は俺の胸に強烈な一発をいれて机の前座った…
いってぇ…
マジやってらんねえ…
「勉強…教えてくれるんでしょ?」
楓は勝ち誇ったかのようにわざとらしい上目遣いで言ってきた…。
フッ…
良い度胸じゃねえか…。
「勉強…しよっか♪」
俺は雑念を捨て、本気で勉強した…