スターチス〜悪戯な彼〜
「楓、鏡。」
オレは即座に反応して楓に鏡を要求。
「ハイハイ〜♪」
予想通り楓は
ご機嫌…。
つー事は…
「ハァ…」
やっぱり。
「イヤ…だった?」
オレがその顔ヤバイって事知ってて楓は、涙目で上目遣い…。
ニヤー−
誘ってくれんのは
ありがてえんだけどなぁ〜
「全然イヤじゃないけどぉ?」
ここが部屋だったらなぁ…
ついてねぇよなあ……
なんて考えながら、オレは楓をいじり始めた。
「あ、まッ…んんっ」
激しくキスを求めたオレ。
「あ、ついでに言っとくけど、キスマークってのはこうやってつけるんだよ?」
“反撃開始”だなっ♪
自分でもビックリするくらい口角があがりっぱなしのオレは、何度も何度も、楓の首筋にキスの雨を降らせたー−…
「やッ…ん…」
「ばーか。もう止まんねーよ!」
なんて冗談を交えながら。
「まッ…て…」
焦り始める楓。
マヂ可愛い♪
「じょーだん♪」
「えっ…」
オレの言葉に予想外の反応。
「いーか?楓、俺だって男だ。欲求不満じゃないとは限らない。」
「うん…。」
「もう遊び半分で誘惑すんじゃねえ。」
「ハイ…。」
誘惑してくれんのは
嬉しかったけど、
場所考えなきゃな。(笑)
ーーーーー・・・・・・・・・
なぁ楓、
オレ、お前の気持ちわかってっからー−…
マヂで好き。