TABOO†いたいけなカノジョ(年の差恋愛)~秘密の恋
いたいけなカノジョ
「舌の使い方が間違ってます」
如月さんの長い人差し指が私の顎をすくい上げ、顔が近づいてくる。
「もう一度」
切れ長の目に間近に見つめられて、私は心臓が壊れそう…
「やっ、無理~」
「は?
何言ってるんです?」
如月さんの息が私の唇を撫でる。
だって…
顔が近すぎるんだもん。
たぶん茹で蛸みたいになっている私を、如月さんは少し眉を顰めてまじまじと見つめてる。
「…本当にやる気あるんですか?」
不審そうに問い詰められた。
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