失うこと…



でも憎んでなんかないよ。
むしろ感謝してる。



あたしがいなくてもその子達は
楽しそうに笑ってた。
もちろん悲しかったけど、でも
笑っててくれてればそれで良かった。
お願いだからずっと笑っててね?


6年になると学校も遅刻
ばっかりだった。
朝から行くのがとても憂鬱で…
行っても楽しくなかった。
全部が憎くましく思えた。

“どうしてあんた達は
そんなに笑ってんの!”
< 8 / 20 >

この作品をシェア

pagetop