悲しみを越えた虹
と、俺がOKする前に 葉瑠は荷物を片付けて始めていた。


俺も、仕方なくサボることになってしまった。



『えー?葉瑠くん 帰っちゃうのぉ?』



『やだぁ!アタシも帰ろうかなぁー??』


「お前ら…ウザイ」



そう、葉瑠は普段 こういうキャラなのだ。



『まさか、佑弥くんまで 帰るのぉ?』

確かに、鬱陶しいな…


―――よし!これでいいだろう!



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