うしろすがた
苦しい気持ち


授業中にもかかわらず、先生の話は聞いたふりをする私。


話も聞かずにしていることは、ある人を見ること。


いつも机に伏せている彼は私を見ることはない。


だから私は彼を見るのだ。

だれも私の気持ちなんか知らない。


気づく人は気づくかもしれないけれど。



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