彼と私とチョコレート
ケータイが鳴り、屋上へ呼び出された。

ゆっくりと屋上へいくと、

呼び出してきた子が待っていた。

"好きです。付き合ってください"

彼女はそう言ってチョコを渡してきた。

俺の答えは決まっていた。

"ごめん、好きな子がいる"

彼女は泣いて屋上から走り去る。

叶わない恋だって頭では解ってるけど、

どうしても告白しないと諦められない。

彼女からもらったチョコを開けた。

そこには手紙が入っていて、

"ロッカーを見て!"と書いてあった。

俺は指示通りロッカーへいく。

そこには大きな箱と手紙。

手紙には"好きです。"

ただそれだけ書いてあった。

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