藍猫~6人の不良~




琉(ん?あそこが騒ぎの元か。 仕方ねぇ、行ってみるか。)


面倒くさいとは思ったものの、

藍猫という立場上、行かなくてはならない。



琉(ったく。喧嘩とかだったら相手側どうしてやろうか。ニャッ)





そんな事を考えながら一人ニヤけていると、
一人の女が叫び声に近い声で何かを言っていたので耳を澄まし、もう一度聞く。





女「キャーー!零龍様よ!

こっち向いてー!黎斗様ぁ!」



琉「ん?零龍ってあの
全国No.1の族じゃねぇか。」




琉(はぁ。面倒事はゴメンだ)



そう思い、再び見回りに戻ろうとした瞬間…




パシッ。



誰かが腕を掴んできた。
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