あなたを愛せて私は幸せでした。
はじめに
私は、恋もしたことなくて。
惚れっぽいから、たまにそれっぽいこととかはいつだってあったけど、ここまで好きになったのは初めてかもしれない。
だって私、恋がこんなにも胸がぎゅうって締め付けられるくらい切ないものだってしらなかったよ。
あなたが、教えてくれたんだよ。
あなたは私を、この先みてくれることは無いのだろうけど、でも、この恋はいらなかった物だと思いたくはないから。
私は、この想いだけ残そうといま文を打っています。
これはあくまでも私の物語ではなく、今から登場する山本柚木の物語と言う事で読んでください。
私の実話は練り込んでないけれど、この気持ちだけ、察してくれれば嬉しいです。