恋をしたのは澤村さん


あまり中身が入っていない財布をもって食堂へ

量が少ないからかパンや惣菜は残ってなくて仕方なしに味のわりに高すぎる食券を片手に列にならんだ。

受け取れる頃にはお昼の時間はほとんど残っていなくて無理やり胃に流し込むことに。
それが原因か知らずか腹を痛めて保健室送り。


放課後まで保健室で過ごしていったいなんのために学校に来たのかとため息を吐きながらもSHR(ショートホームルーム)に参加。
たまたまとなりの席の男子が生徒会の一員で急ぎのプリントが有ったらしく家が近いとの理由でプリントを押し付けられた。


この時点であたしはついていないと自分の運のなさにため息をついた。

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