雨のち晴れ


エレベータが止まり5階に着いたらしくドアが開いた。




「じゃーな」


とハルは私の頭をぽんっと撫でた。

「じゃあ、明日の8時に雨音んちに迎えに行くなっ。」


「え?そんな急に…」


と焦っていたらエレベータのドアが閉まってしまった。

ハルは笑顔で手を振っていた。


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