雨のち晴れ

え、ちょっ!?何事?

とりあえず、目を閉じ寝てるふりを続ける。

「屋上っていいよね。」


男が言った。


「俺、今日からこの学校に通うことになった栗原晴(くりはらはる)、よろしくね。」


ふ-ん。と思いながら寝ていると
ふと、唇に違和感を感じた。



「ってえー!?ぎゃー」

思いっきり私は跳ね起き、その男を突き飛ばした。
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