恋する生徒
せ、先生なのに…。
チュッ……。
「……ぇ…?」
頬に柔らかくて、人肌より少しヒンヤリとした温度。
何? 何が起きたの?
訳が分からず、閉じてた目をソォ…っと、明けると…先生のドアップ。
わ、わぁ…。
驚きすぎて、声が出ずに目を大きく見開いてパチパチ、何度も何度も瞬きをしちゃった。
…でも、よく見ると先生もどことなく…頬が赤くなってる…?
「おまけ、だかんな。頑張ったから、おまけのご褒美」
「…………せ、先生? 不束なものですが…一生幸せにして下さい…」
何言ったか覚えていない自分…。
後日、先生から教えてもらった私は、一人で赤面してベッドへダイブ!
「返品不可だかんな…」
その言葉が耳に入ってしまった私は…、悶えて悶えて…。
……キャーーーー!!