イベリスの花言葉。
ひさしぶりの休日。
この間の雨とは打って変わって今日は太陽の日差しが強い晴れの日。
先に外に出ていたオジサンとその息子のレオさんがあたしを見る。
後ろから付いてきてくれたオバサンが頷く。
目の前の階段を下りて2人の隣に立った。
太陽の光に安心して、この間決めた通り、近くの大きな公園に向かう。
広い草はらで4人でピクニックをしようと言われたからだ。
オバサンが持っている籠にはオバサンと2人で作ったランチが入っている。
行く途中の数々の建物が輝いて見える。
ロンドンの街並みってこんなに綺麗だっけ?と思わせるくらいに。
「お、これ旨いな!」
レジャーシートを敷きランチにしたあたしたち。
オジサンは食べる毎にうまいを連発していた。
オバサンと、バドミントンをする2人を眺め、なんだかおかしくなった。