君のことが好きなのに…

りいside

「明里ー教室ここだよ!」
キャー、ドキドキするよー///

「莉依、ちょっと落ち着きなよー」

「だってー、緊張すんだもん」

「わかった、わかった、とりあえず教室入ろー」

「うん」

...ガラガラガラ...

「明里ー、知らん人ばっかり」

「そりゃーな、あんたばか?w」

「バカってひどいなぁ」
そんな言わんくたっていいぢゃんか。


「ねぇねぇ、莉依ちゃんだよね?」

「えっ、はいそうですけど…」
え?誰?

「俺、坂下雅也よろしく♪」

「あっはい、よろしくお願いします」

「ねぇ、莉依こいつ誰?」

明里が小さい声で聞いてきたけど…あたしも誰か知らないし…

「知らんよ」
あたしも小さい声で明里に言った。

「おーい、隼人もこっちこいよ」

えっ、隼人ってさっきの?
あぁ、隼人の友達だったんだ

「ぢゃあ、二人に紹介するね
田辺隼人!幼馴染みなんだ」

「あっ、あたしゎ小薮明里(こやぶ あかり)!」

うーん、あたしも自己紹介した方が良いよね!

「あたしは、立花莉依です」

「おぉ、明里ちゃんに莉依ちゃんね!よろしく
♪」

すごい明るい人だなぁ、

…キーンコーンカーンコーン…

「あっチャイムなった座らんとな♪
ぢゃあ後で、明里ちゃん、莉依ちゃん」

雅也くん、面白いなぁ!
おっと、あたしも早く席につかんと!!

「ぢゃあ、明里、後で!」

「うん」

あたしの席は?…

「あっ」

隼人の隣だ…

「莉依、お隣さんだけどよろしくー♪」

ってかさっき、一言も喋ってなかったな、

「よろしく…」

先生来た、

「おーし、これから体育館行くから廊下にならべー」

ならびに行こーっと
あっ、出席番号順だからまた、隼人ととなりだ。
なんかしゃべったほうがいいよな、
あっ、

「あの、隼人くん、さっきは、ありがと、助かった!」

「あー、全然いいよ、ってか隼人でいいって!!」
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