狂愛
「さっき、職員室へ日誌を取りに行ったらさぁ――――」

「何だよ?お前ら朝から人の机を囲ってニヤニヤして気持ち悪いな。」

彼等に声を掛けた生徒がいた。

これまた何とも、ロリショタ系の青年…いや、まるで少年だ。
名前は、神崎 薔薇(カンザキソウビ)クリクリ猫目にアヒル口、緩くフワリとしたネコ毛で、これまた守ってあげたくなる可愛らしい男子である。
しかし、千勝と違うのはロリショタではあるがハニーフェイスではなくツンツンしたマセガキのようだ。
少し、悪ぶっているのか三人はキチンと制服を着こなせているが、少しだらしなく着ている。

「あぁ、ソービ……おはよう、今日もまた萌え萌えだね\\\。」
一番に返事を返したのは稲美――。
何故かヤラしい顔をしている。
「お前は、ホモかよ?俺はエミリン以外、男女問わずNGなんで…。」
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