―奏― 君に捧げる愛の歌
1*奏と俊の出逢い
朝 ―目が覚めて、
お母さんの作ってくれた朝食を食べて、
歯を磨いて、
制服に着替えて、
学校に行く。
いつもと変わらないごく平凡な毎日―
それが、私にとっては何よりの贅沢だ。
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