―奏― 君に捧げる愛の歌


「ちょっと外の空気吸ってくるね。」



陽子ちゃんにそっと耳打ちし、私は裏口から外へ出た。



「ふぅ―」


ライブハウスの中は人の熱気と、タバコの臭いでムンムンしている。



私は外の新鮮な空気を思いっきり吸い込み、深呼吸した。



そろそろ戻ろうかとしたその時、



〜♪〜♪♪〜


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