―奏― 君に捧げる愛の歌


思い出すとつらすぎるから…


思い出さないようにしていたのにー





あの女のせいで、思い出してしまった。





「ちくしょうっ・・・」



持っていたタバコに火をつけようとした時―



さっきまであの女がいた場所に、財布が落ちていることに気が付く。


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