―奏― 君に捧げる愛の歌


自分でも、支離滅裂なことを言っているのは分かっていた。



しかも、さっき逢ったばかりの、見ず知らずの人に―





でも、何故だか感情を止めることができなかった。



ふと、男の人を見ると、
悲しそうな、
絶望しているような瞳で、
私を見ていた。





何で、そんな顔するのよ―・・・
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