―奏― 君に捧げる愛の歌


「おいっ 大丈夫か?」


まだ震えの止まらない私に、俊が優しく声をかけてくれる。



「うん・・・ありがとう。」


私は、素直に俊にお礼を言った。





「よかった・・・」


そう言うと、俊は私を抱き締めた。



「・・・!?」



えっと・・・

この状況は・・・



頭がパニックになる私。


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