ショップ店員って、こんな仕事
◇お客さまの整理編
 
 もっとも落とし穴となるのが、
 お客さまを整理するための情報整理と
 お客さまを差別・否定する行為
 ---この区別を意識せずにしてしまっている場合です。

 例)×お客さまの陰口・悪口になるような決めつけ。
    「いつも買わない」
    「いつも見ているだけ」
    「しゃべりだしたらキリがない」

   ○接客のために必要な情報
    「前回~を買ってくださった」
    「トータルコーディネートでのお買上げ率が高い」
    「お仕事で使うスーツを購入されることが多い」

 ≪ポイント≫
 1否定の表現での伝達をしない
  お客さまの情報をショップで共有するのは大切なことだ。
  しかし、否定の表現での伝達をしてしまったら、
  その時点から「お客さまの存在を否定する」ことになる。

 2販売のために要る情報だけを口にする
  主観として自分が感じていることを
  垂れ流しにしない心がけが大切。
  販売のために要る情報とは、
  売上向上のために伝達すべき情報のことである。
  
 3お客さまを差別しない
  お客さまの陰口を言ったり、差別する発言をしていると
  その腹黒さは必ず接客にも顕れる。
  

 
 
 お客さまがどのような商品を、どのようなサイクルで
 実際にいくらお買上げされたかなどの情報管理を
 『顧客管理』という。
 
 顧客管理は、
 ショップを運営するための
 大切な業務だ。
 
 簡単にいうなら
「買ってくれるお客さま」の見極め・整理、でもある。


 しかし反対に、「買ってくれないお客さま」の見極めは、
 お客さまを否定することになりかねない。 
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