ショップ店員って、こんな仕事
『ショップ店員としての判断基準』

⑥空気をよむ・気がきく

抽象的ですが、大切な要素として
空気をよむ・気がきく、
というのはとくにショップに立つなら不可欠です。


大変わかりやすい例をあげると

「ライターを貸して」と言われ
言葉通りにライターにしか気が回らないのは

残念ながら、

ショップに立っていても
お客さまやスタッフと
よい関係を結んで行くことができるのか?

疑問です。


ライターといわれたら
「とりあえず、灰皿も」用意しておく。

―――というような空気のよみかたを
一時が万事、求められる。

ショップ店員はそんなお仕事なのです。



仕事の内容を覚えるのとは
またちがう種類の素質について

ひとつひとつ「教える」のは
とても難しいことです。



この種のことは
訓練で成長できますが、

それらを教えるには
四六時中、まさに手取り足取り!
になってしまい

教えるほうも
教えられるほうも
イヤになるケースが
多いのではないでしょうか。



●「空気をよむ・気がきく」と判断される3つのコツ
 ・1から10までいわなくても、「伝わっている」という手ごたえ、安心感を相手に抱かせる。
 ・相手に苦痛を感じさせず、「先回り」ができる。
 ・ある程度の説明で、的を射た質問ができる。





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