君との365日

お母さんが残してくれたお金も残ってたから生活はまだ頑張れた。
私がバイトでもすれば養っていける。

お母さんは私のために何百万ものお金を残してくれた。
水商売をやってたから、それなりの給料が貰えたんだと思う。

少しずつ使いながら生きてきた。
綾芽にも、言ったけど3日ぐらい食べなくても死ななかった。

だからご飯はあまり食べない。
ヨーグルトとかアイスで足りるんだ。
高校に入って、皆と出会って私は変わったと思う。

まだ、皆の前で笑ったり泣いたりしてないけど…皆のことは信じてるつもり。

だから今日もこの事を話した。

…私の人生は辛いことばかりじゃなかった。
楽しいことも嬉しいこともちゃんとあった。
悲しいことも苦しいこともちゃんとあった。

私は、生きててよかったって今なら思えるよ。



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