綾蝶
?「親父はなにも分かってねぇ!」

?「こら…」

?「俺には好きなやつがいるって言っただろ?!」

ーートクン

あれ?なんかこの声聞いたことあるかも…

ってゆうかなに?

相手も好きな人いるの?

じゃあ手っ取り早いじゃん。

好きな人いるって断ればいいんじゃん!

そう思いながら聞き耳をたてる。

?「じゃあその好きな相手を連れてこい!」

父「あの……」

お父さんの困った声が聞こえる。

だけどそんなのお構いなしで会話は繰り広げられている。

?「んなこと、無理に決まってんだろ?!」

?「じゃあどんな娘か調べてやる!名前を言え!お前をたぶらかした女を!」

うわぁ…なんか…すごいことになってるような…。

?「あぁ、いいぜ?いくらでも言ってやるよ!あいつは俺をたぶらかしてなんてねえけどな!」

?「ほぉ、ずいぶんと気に入ってるんだなぁ。」

これ、人の家でする会話じゃないと思うのって私だけかなぁ?
< 194 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop