空っぽのキミに
「しかし、マジで良かった・・・・・」

結愛は幸いにも骨折程度で済んでいた。

落ちた先が植え込みで、クッション代わりになってくれていた様だ。

「あ、純哉君・・・・・・」

水川さんと入れ違いで入って来たのは結愛のお母さん。

前に会った時より更に顔色が悪くなってる気がする。

その内お母さんの方が参ってしまいそうな位だ。
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