空っぽのキミに
「私、どうして・・・・・・?」

生きてるんだろう。

あの時、屋上から飛び降りた筈なのに。

「ごめんな、結愛。俺が支えてやれなかったばかりに、お前に辛い思いさせて」

目に涙を一杯に溜ながら言う純哉君。

それを見ながら実感する。
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