空っぽのキミに
俺、何でこんなとこに居るんだ?

「俺、何してんだっけ・・・・・・」

まだはっきりしない頭で何とか思い出そうとする。

うーん・・・・・・。

「意識が戻ったみたいだね、本当によかった


必死に思い出そうとしてると、誰かがやって来た。

声の主に顔を向けると、初老と言った感じの医者らしい人物が立っていた。

後ろには若い看護師らしい人物が控えている。

「君の名前は分かるかな?」

 
医者らしい人物がそう聞いてくる。

頭はようやく正常な思考に戻ってきている。
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