空っぽのキミに
やべぇ、めっちゃ好みだ。

 
ああ、別に小柄だからって意味じゃねーからな。
 

断じてロリコンではない、俺は。

「おい、ちゃんとエスコートしてやれよ」
 

友人は俺のそんな考えを読んだのか、ニヤっとした顔をしてそのままどっかに行ってしまう。
 

ちっ、あの野郎・・・・・・。
 

友人の背を睨みつけていると

「あの・・・・・・」
 

俺からの返事が無いせいか、余計にビクビクしながらその子は俺を呼ぶ。
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