空っぽのキミに
「すみません、お待たせしました」

 
今日は純哉君と初めてのデート。
 

お気に入りの服でバッチリ。
 

待ち合わせ場所では、純哉君がもう待っていてくれた。


「別にまってねーよ。ついさっき来たトコだし」
 

笑顔でそう言ってくれる純哉君。


「今日はどこに行くんですか?」

 
プランは全然考えてなかったら、純哉君に任せちゃおうかなと思ってたのは内緒。
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