空っぽのキミに
家族に泣かれた時は辛かったけど、今の方がもっと辛い・・・・・・。

何で、何で、何で・・・・・・!

元の結愛のままでいられたら、純哉君の好きを素直に受け止められるのに・・・・・・。 

何で私こうなっちゃったの!?

何で私がこんな目に遭わなくちゃいけないの!?

痛いよ、心が凄く・・・・・・。

「結愛、大丈夫か?」

純哉君の心配そうな声。

優しいけど、私にその優しさを受ける権利はあるの・・・・・・?

「お願いします。1人に、させてもらえますか・・・・・・」
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