空っぽのキミに
「・・・・・・」

1人きりになった部屋で私は純哉君の持ってきたアルバムを眺めている。

遊園地、映画館、どこかの公園、他にも沢山・・・・・・。

色んな所に行ってたんだな、私。

どこの場面でも私は笑顔で、それが私の心を痛烈に刺す。

こんな事になるんだったら、彼の事好きにならなきゃよかった。

ううん、出会ってなければよかった。

何で元の私は純哉君と出会ってしまったの。

何で好きになってしまったの。
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