* another sky *
朝から部屋に響く、玲の甘く切ない声に、一気にヒートアップする、俺。
たくさんの「愛してる。」を、耳元で囁きながら、玲の啼きどころを攻めていく。
「んっ、…ああ…。」
もったいなくて、すぐになんか終わらせてやるもんか。
「…も、…むり、…。」
徐々に高まる呼吸に合わせて、動きを速めていくと、玲は潤んだ瞳で俺を見つめ返してくる。
そんな顔されたら、もっともっと啼かせたくなるだろっ。
「たすく…。」
そっと伸ばされた玲の両手が、俺の頬を包み込んでいく。
「……っ。」
そのまま首の後ろで交差し、俺を抱き込むと、玲の全てで締め付けられた。
――――!!
朝から、最高。
愛してるよ、玲。
永遠に、ずっと。
玲に出会えたことが、俺にとっての奇跡。
もっと、もっと、幸せにしてやる。
「…、…ぁ、あ、っ…。」
玲の、高まっていく甘い声に、食らいつくように唇を塞いだ。
俺、きっと一生、煽られっぱなし。
なんて、幸せな、人生―――。