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「そう言うことじゃないですよ!別に、ただ見たまでを言っただけで…」



よかったーまだ失恋決定にはならなかったよー。

ホッとした。



「恭介なー冗談でもそんなこと言うなよ?
オレは彼女にするなら落ち着いた純真無垢な感じの清楚な子って決めてるんだから。間違ってもこんな落着きない怪獣みたいなやつじゃない。」



「ヘイヘイともやん誰にそんな口聞いてんだい?

君が今手に持っている本は何について書いてある?あたしは何のためにわざわざこうやって自分の勉強もせずに教室に残ってるんだと思う?もう今日は帰ってぐっすり寝ようかなぁ?」



「すみませんでした。真鍋様。どうか私めを見捨てないでくださいませお願いです。」



てめえは好きな人の前で自分をけなされる恥ずかしさがわかんねーのかよ!



冗談でもこっちはなかなかのダメージ食らってんだからな!


もしこれで中川くんがあたしのこと怪獣だと認識したらともやんのことマジで恨むからな!


怪獣に好かれるなんて絶対嫌じゃねーかよ!




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