89×127

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「どんな感じよ?感触は。」


無事一日目のテストを消化して、あとは帰るのみとなりました。



「まぁ上々じゃないでしょうか。お姉さんはどうなのよ。」


「問題ない感じかな。いつも通りってとこ。」



テストは特に問題なく。
いつも通りの解け具合であります。



「お前らって、本当に勉強だけはできるよな。」


「だけって何さ松下たつのり。」


「ひかりと一緒にしないでもらえます?」


「渚さんヒドイ!」


「うるさい。」



辛辣な渚さんは通常運行なのでもはや気にしない。


「亀井はともかく、真鍋が勉強得意なのは意外でしかなかったぞ。」



意外だなんて失礼ね。

実はあたし、小さいころから入退院を繰り返してて、運動という運動ができなかっため、放課後やることと言えば勉強だったりする。


カメラを買ってもらってからも、勉強がおろそかになったら没収という親の言葉によって勉強だけは欠かすことなくやってきた。



結果的に学力も上がって、学年最高位である亀井渚お姉さまと並んで秀才で通っている。

意外とか言われてもできるんだから仕方ないでしょうが。努力の勝利ですよ。





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