【続】君の声がききたい
愛しい君へ…
奏side
ーー『沙和、沙和』
ーー『なあに?』
沙和の肩を叩く俺。
そして手慣れた手つきの手話で、沙和に話しかける。
ーー『あれって、お前が会いたがってたキャラクターじゃねえの?』
ーー『うそ!?どこどこ!』
辺りをキョロキョロと見渡す沙和。
その仕草が、ちゃっとアホっぽくてかわいい。
俺は柏木 奏(かしわぎ かなで)
21歳
大学生
いま、俺は同棲中の彼女と友達数人とで、大阪に旅行中。
今日は大阪の有名なテーマパークに来ていた。
ーー『沙和、沙和』
ーー『なあに?』
沙和の肩を叩く俺。
そして手慣れた手つきの手話で、沙和に話しかける。
ーー『あれって、お前が会いたがってたキャラクターじゃねえの?』
ーー『うそ!?どこどこ!』
辺りをキョロキョロと見渡す沙和。
その仕草が、ちゃっとアホっぽくてかわいい。
俺は柏木 奏(かしわぎ かなで)
21歳
大学生
いま、俺は同棲中の彼女と友達数人とで、大阪に旅行中。
今日は大阪の有名なテーマパークに来ていた。