【続】君の声がききたい
俺がそう言うと、沙和は静かに頷いて、箱を受け取った。

そして不思議そうな顔をして、そこ箱を開ける…






ーー『!』


箱の中身は…





ーー『ゆ、指輪!?』

「…って言っても、おもちゃだけどね(汗)」

ーー『?』


沙和は、首を傾げた。

当然だ(汗)





ーー『…実は俺・・内定取れたんだ』

ーー『えっ!本当?』

ーー『うん…前に親父の知り合いに会いに行ったこと覚えてる?』

ーー『…ああ!』


沙和は、何度も頷く。





ーー『あの人…IT関係の会社の社長さんなんだ。親父が、俺の就職先にどうかって、その社長さんを俺に紹介してくれたんだよ』

ーー『……!』



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